みなさん、こんにちは。キネマ翻訳倶楽部SCHOOL広報担当で字幕翻訳家の山名です!
さて今回は、「成長はコンフォートゾーンの外にある」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
みなさんは、自分の目標を達成したり、夢を叶えるのに今の自分では難しいと感じることはないでしょうか?もし、これらの目標や夢を早く叶えられたらいいと思いませんか?
そのためには、「コンフォートゾーン」から出て自分自身が成長していくことが必要です。成長は、「コンフォートゾーンの外にある」のです!では、この「コンフォートゾーン」とは何でしょうか?そして、なぜ外に出る必要があるのでしょうか?人がコンフォートゾーンから出ようとすると、どうなるのか。どうすれば、飛び出せるのか。。。
ではまず、この「コンフォートゾーン」について触れていきたいと思います。コンフォートゾーンとは、快適な環境、安全・安心な領域のことです。このゾーンにいれば心地よく安心して、普段の自分のままでいられます。でも成長するということを考えると、ここにいたらあまり成長することはできないのではないでしょうか。成長のためには、このゾーンから出る必要があります。専門用語で、「ホメオスタシス」という言葉があります。これは日本語で「恒常性」といい、生物が変化を拒み、一定の状態を保とうとする本能を指します。人間(生物)には、この本能がもともと備わっているのです。
大昔の時代(狩りをしていた時代)は、その日を生き延びることが最重要課題だったので、この本能がなかったら生き延びてこられなかったといえます。安心・安全な場所にとどまるのが本能のため、前の日と違うことをしようとすると恐怖を覚えます。恐怖を与えることで、コンフォートゾーンにとどまるように本能が働きかけるわけです。
21世紀の現在では、どうでしょうか。前の日と違うことしても、死んでしまうというような状況ではないですよね。でも、本能はコンフォートゾーンにとどまらせようとしています。一度コンフォートゾーンを飛び出したとしても、本能は引き戻そうとします。これが成長する上で厄介なところです。
人がゾーンの外に出て変わろうとすると、恐怖が立ちはだかります。新しいことを始めようとすると、ワクワクもありますが、ドキドキしたり、不安も大きくなります。ただここでお伝えしておきたいのですが、恐怖というのは”幻想”です。人間に備わった本能が不安や恐怖を与えているだけなのです。今の時代、新しいことを始めようとしても、死ぬということはありませんよね。新しいことを始めてうまくいくだろうか?新しいビジネスに高額な投資をしても大丈夫だろうか?などの不安は感じるとは思いますが、実はそれは幻想なのだということを知っておいていただきたいです。”人はこの恐怖を乗り越えることで、成長することができる”。これは本当です。そして、次から次へとコンフォートゾーンを飛び出していくことで、大きな成長へとつながります。先ほどお伝えしたように、一度コンフォートゾーンを飛び出したとしても本能が引き戻そうとしますが、次から次へとゾーンを飛び出すことでその環境に慣れていき、そこがコンフォートゾーンになっていきます。そしてその新たなコンフォートゾーンから飛び出していく、ということをやっていくと自分のコンフォートゾーンが広がっていき、かつて怖いと思っていたエリアが自分のコンフォートゾーンになるわけです。
新しく始めたことがうまくいかない場合もあります。でもそれは失敗ではありません。数ある方法のうち、「うまくいかない方法を知っただけ」なのです。続けていけば、必ずうまくいく方法にたどり着けます。
どうすればコンフォートゾーンから飛び出せるか?それは、怖いことに挑戦し続けることが秘訣だと思います。不安や恐怖を覚えることに挑戦し、不安や恐怖に打ち勝っていくことで、人は倍速で成長することができるのです。
新しいことを始めたら、どんどん突き進むことで大きな成長につながります。コンフォートゾーンから飛び出し、最初の一歩を踏み出したらあとは進むのみ!
こちらのYouTube動画でさらに詳しい内容をお話ししています。ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=ehs6qzRANVU